我が家では以前から猫を飼っているのですが、なんと今回筆者の子どもたちが猫アレルギーであることが判明!
さらに子どもたちには犬アレルギーもあり、犬猫ともに大好きな筆者はかなり落ち込みました…。
しかし、病院の先生によると「アレルギーだからって犬や猫を飼えないわけではないんだよ」とのこと。
今回は、先生に伺ったアレルギーがあっても犬や猫と一緒に暮らすためにできる工夫をご紹介します。
突然の犬猫アレルギー発症
筆者には2人の子どもがいます。
何ヶ月か前から、上の子が毎日ではないものの「目が痒い」と訴えることが増えていました。
その時期は春頃だったので、初めは「花粉かな?」と思っていた私。
しかし、つい最近病院でアレルギー検査をしたところ…なんと猫アレルギー・犬アレルギーであることが判明したのです。
我が家には猫がいるのに…なんてこった…(泣)。
そして、特に症状はないのですが「ついでに」と下の子も一緒に検査を受けることに。
すると、下の子も猫アレルギー(しかも上の子よりもひどいクラス6)でした…。
その日はさすがに少し落ち込みましたね。
とはいえ、猫だって大切な家族。
そこまで強い症状が出ているわけでもないので、我が家の全員に「猫を手放す」という選択肢は全くありませんでした。
動物アレルギーに家族ができる対策
ここからは、お医者さんから伺ったアレルギー対策をご紹介していこうと思います。
しかし、やはりアレルギーの重さ・症状は人によってさまざまです。
この記事でご紹介することは参考程度に、まずはきちんとかかりつけのお医者さんに確認してみてくださいね。
アレルギー対策1:毎日のグルーミング
犬アレルギーや猫アレルギーの症状は、犬や猫の唾液・おしっこの他にも毛や古くなった皮脂に含まれるタンパク質がアレルゲンとなり反応していると言われています。
なので、ブラッシングやシャンプーなど、こまめにグルーミングを行うことも大切!
猫の場合はシャンプーが苦手な子も多いので、このようなシャンプータオルを使って体を拭いてあげるのがオススメです。
また、犬種・猫種にもよりますが、ほとんどの子は換毛期には特に毛が多く抜けるので、1日1回はブラッシングを行うのがベスト!
さまざまなブラシがありますが、「ファーミネーター」は生え方の密度が濃いアンダーコートまできれいに除去できると有名です。
お値段は少しお高めですがプロのトリマーでも使っていることが多く、口コミなどを見ても「早く買えばよかった!」と大絶賛されています。
定期的にトリミングサロンなどでグルーミングを行なっているご家庭でも、おうちでこまめにケアを行うことが重要だそうですよ。
アレルギー対策2:フードを調整する
先ほど犬や猫のアレルギー反応が起こる原因について触れましたが、なんと最近ではペットのアレルゲンを減らすフードも出ているんです!
筆者が調べたところ、ペットフードで知られているピュリナから2021年に発売された「プロプラン リブクリア」が猫の体内のアレルゲン物質を減らす働きをしてくれると話題なんだそう。
(ワンちゃんについても調べましたがわかりませんでした…泣)
しかし、こちらは2023年11月現在、購入できる店舗が限られており、Amazonや楽天市場では取り扱いがないようです。【2024年4月7日追記】
楽天市場にはまだ取り扱いがないようでしたが、Amazonでは取り扱いを開始していましたよ!
筆者も早速お試しパックを購入してみましたが、愛猫の食いつきも良いので徐々に移行していく予定です。
全国のイオンペットなどのペットショップなどでも購入できるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
アレルギー対策3:こまめな掃除
アレルギー対策で何といっても大切なのは、やはり掃除…!
我が家の下の子は喘息もあるので、以前から掃除には気を遣っていましたが、今回犬や猫のアレルギーもあるとわかってからは特に掃除魔になりました(笑)。
絨毯もある場合にはカーペットクリーナーも必須!
お掃除ロボットがあれば常にお部屋の中をきれいにできて、時短にもなるので良さそうですね。
部屋の掃除に加えて、お医者さんからオススメされたのが空気清浄機の導入です。
我が家では数ヶ月前に壊れてしまって、新しいものを買わないままでした。
しかし、やはり動物のアレルゲンはフケなどに混ざって空気中に飛散するので、空気清浄機は使った方がいいとのこと。
空気清浄機にはピンからキリまでありますが、こちらはコンパクトで見た目も可愛らしく、ペットやお子さんのいる家庭にもぴったりなようです。
お値段もお手頃なので、我が家もこれにしようかなと考えています!
実際にこちら購入しました!臭いもしっかり取ってくれているので効き目ありそう!インテリアに馴染むデザインもいいですね。
飼う前であれば犬種・猫種を選ぶことも大切
中には「これからペットを迎える予定」というご家庭もあるでしょう。
先ほどもお話したように、犬も猫も抜け毛がアレルギー症状の起こる原因となることが多いです。
そのため、抜け毛が少ない犬種や猫種を選ぶことで、症状を抑えることができますよ。
アレルギーの出にくい犬種
- トイプードル
- マルチーズ
- ヨークシャーテリア
- シーズー
- ミニチュアシュナウザー
アレルギーの出にくい猫種
- ロシアンブルー
- サイベリアン
- シャム
- ベンガル
筆者は以前ペットショップでトリマーをしていたのですが、「犬アレルギーだけど犬を飼いたい!」というお客様はとても多かったです。
特に種類にはこだわりがない場合には、このように抜け毛の少ない子で選んでみるのもいいかもしれませんね。
適切な処置でペットとの生活を楽しもう
犬や猫のアレルギーがあっても家族でできる対策方法をご紹介しました。
とはいえ、やはり大切なのはきちんと病院にかかり適切に処置してもらうことです。
我が家のかかりつけのお医者さんも「つらい時には薬を出すので言ってね」とおしゃっていましたよ。
繰り返しにはなりますが、アレルギーは人によって症状や重さが違います。
今回ご紹介したものはあくまでも参考程度に、お医者さんと相談しながらペットとの生活を楽しんでくださいね。