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猫にペットホテルはストレス?ひとりで留守番させる際のポイント

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猫と暮らしているけれど仕事や旅行で家を空けなくてはいけない…そんな時、みなさんはどうしていますか?
ペットホテルに預けるのが一般的ですが、それは猫にとってベストな方法とは言いづらいかもしれません。
今回は、猫に留守番をさせる際のポイントをご紹介します。

筆者
筆者
この記事は、ペットホテルで勤務経験のあるペットケアアドバイザーが執筆しています!筆者プロフィール


猫にペットホテルは注意が必要

猫と一緒に暮らしていても、家を数日間空けたいこともありますよね。
そんな時に頼れるのが、みなさんもご存知のペットホテルです。
犬や猫などの動物を預かってくれて、その間のお世話も行ってくれるので飼い主は安心!

…と思いきや、じつは猫を預ける際には注意も必要なんです。

猫は環境の変化に弱い

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

猫ちゃんと暮らしている方であればご存知かと思いますが、猫は環境の変化にとても敏感な動物です。

「犬は人につくが、猫は家につく」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
犬は飼い主などの人に懐きますよね。
でも、猫の場合は人よりもいつも暮らしているその環境に安心感を覚えます。

そのため、いくら飼い主が不在とはいえ、ペットホテルや別の場所に預けられることは猫にとって大きなストレスになってしまうのです。

ケージでの生活がさらにストレスに

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC


最近では「ケージレス」と呼ばれる、猫1匹ずつに広い部屋を提供するペットホテルも増えてきました。

とはいえ、そうしたペットホテルはまだ少ないのが現状……。
ほとんどのペットホテルでは預かり期間中、猫はずっとケージのなかに…というスタイルをとっています。

筆者もペットホテルでの実務経験があります。
飼い主さんに都合があることもわかってはいますが、やはり預けられる子たちは窮屈そうで見ていてとても切なかったですね…。

先ほどお話したように、環境の変化だけで猫には大きなストレスになります。
それに加え、このように狭くて自由に動けない生活…。
猫にさらにストレスをかけると言っても過言ではありません。

人間でもそうですが、猫でもストレスは体調不良の原因になります。
不在にするのは仕方のないことだとしても、その間いかに猫に心労を与えないかということが重要です。



2泊3日までなら家で留守番できる

飼い主の不在時は猫にストレスを与えないようにするのが大切。
とは言っても、どうしたら…と悩んでしまいますよね。
でも、難しく考えなくても答えは至ってシンプルなんです……!

猫はひとりで留守番できる

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC


じつは、成猫は2泊までであればひとりでも留守番が可能というのが一般的!

「ひとりは可哀想」と思う飼い主さんもとても多いのですが、じつはその逆。
猫にとってひとりの時間はまさにパラダイスなんです!

というのも、猫は単独行動を好む動物なので基本的に「ひとりでの留守番がストレス」と思うことはありません。
それどころか、人や他の動物がかまってくることが反対にストレスになってしまう場合も

なので、自由気ままに過ごす猫にとっては、飼い主が家にいてもいなくても正直変わらないんですね(笑)。

筆者
筆者
【2024年1月6日追記】
中には「1泊2日が限度」という意見もあるようですが、筆者の勤務していた動物病院の先生やかかりつけの獣医さんは、「持病のない成猫であれば2泊3日までは大丈夫」とおっしゃっていました。
個体差もあるので、ご自宅の愛猫はどうかを見極めてくださいね!

我が家でも猫を飼っているのですが、以前はペットホテルに預けたり旅先に連れて行ったりしたこともありました。
しかし案の定、それがストレスとなり突発性膀胱炎を起こしたことも……。
当時は良かれと思ってしていたことでしたが、今思うと本当に可哀想なことをしたと反省しています。



猫を留守番させる際のポイント

筆者も現在、2泊までの不在であれば、猫は自宅にひとりでお留守番させています。
しかし、こうしてお留守番させる際には以下のことに十分気をつけましょう。

食事は不在にする日にち分を準備

まず当然のことながら、食べ物がない状態ではストレスどころか猫の生命そのものが危険です。
不在にする日にち分の食事を前もって用意したり自動給餌器などを使ったりして、猫が食べ物に困らないようにしましょう。


いつでも水を飲める環境を意識

ごはんと同じように大切なのが飲み水です。
人間でもそうですが、水は生きるためにとても重要なものですよね。
どの季節であっても脱水症状のリスクはあるので、忘れずに用意しましょう。

また、飼い主さんの不在時に猫ちゃんが誤ってお水の入った食器をひっくり返してしまうこともあるかもしれません。
普段はお水を1箇所にしか用意していないおうちでも、飼い主さんの不在時には多めに用意しておくと安心です。

さらに、お水はできる限り新鮮なものだと猫ちゃんも飼い主さんも安心ですよね。
ごはん同様、可能であれば自動給水器を取り入れるのもいいかもしれません。


トイレは多めに準備

猫をひとりで留守番させる際、当然のことながらトイレにはうんちやおしっこが溜まったままになります。
猫はきれい好きな動物なので、トイレが汚れていると排泄を我慢してしまうことも…

元々「猫の数+1」が理想とされている猫のトイレの数ですが、泊まりで家を空ける際にはさらに増やしておくと安心ですよ!

こちらも全自動トイレが一番ではあるのですが、購入にはそれなりのお金がかかってしまいます。
筆者も「欲しいな」と思いながらも、なかなか購入に踏み切れず数年経ちました…。

ですが、全自動トイレの中にはスマホから猫の健康状態を確認できるものも多数あります。
これは留守中にはとても嬉しい機能ですよね!
お財布に余裕のある飼い主さんは、これを機に購入を検討してみてはいかがでしょうか?
私は……まだちょっと先になりそうです(笑)。


ペットカメラがあると安心

準備を万端にしても、やはり飼い主さんは心配ですよね…。
お部屋に見守りカメラがあると、愛猫がどんな様子でお留守番しているのかを離れた場所からも確認できるのでオススメです!

 

ペットカメラの中には、話しかけられる機能やおやつをあげられる機能のあるものも!
さまざまな種類があるので、比較しながら選んでみてくださいね。

暑さ・寒さ対策を万全に

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

どんなに食事やトイレに気を遣っても、暑さ寒さ対策を怠ってしまっては本末転倒!
特に夏は熱中症リスクも上がるので、飼い主は注意が必要です。

エアコンは基本的につけっぱなしが理想!
温度は以下のように設定しておきましょう。

夏:冷房を28度前後

冬:暖房を20度前後

しかし!
「エアコンが付いているからOK」と安心しきるのはまだ早いです!

猫がエアコンによって「暑い」または「寒い」と思うことも十分にありえます。
そんな時に、猫がちょうどいい温度だと思う“逃げ場所”も作っておくことも重要ですよ。
愛猫が過ごしやすい環境を想像しながら整えていきましょう!

ただ、これまでにお話したのはあくまでも「2〜3日不在の場合」です。
長期のあいだ家を空ける場合には、どうしたらいいのでしょうか?



長期不在には他人の手助けが必要

2〜3日の留守の場合は猫ちゃんひとりでも大丈夫…とお話しました。
しかし、長期の場合には食事やトイレの準備などの限度もあるので、やはり人の手が必要となります。

長期の留守にはペットシッターがおすすめ

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

最近ではストレスを抱きやすい猫であっても安心できる「猫専用ペットホテル」や冒頭にお話した「ケージレス」も増えてきました。
しかし、家から離れること自体がストレスの猫にとって、完全なストレスフリーは難しいのが正直なところです

そこで、筆者がおすすめしたいのは自宅に来て猫を世話してもらうペットシッターです!

さまざまなペットシッターサービスがありますが、どこでもおおまかな流れは以下の通りになります。

  1. 予約
  2. ペットシッターとの打ち合わせ
  3. 契約(合鍵を預ける)
  4. 留守中のお世話
  5. お世話内容の報告を受け、鍵を返してもらう

ペットシッターならばペットホテルとは違い、猫ちゃんは自宅で過ごすことができるのでストレスも大幅に軽減できますよ。

さらに、ペットシッターサービスを検討する際には次のことにも注目しましょう!

ペットシッターサービスを検討する際のポイント

  1. 在籍するぺットシッターが動物の専門家や資格保有者である
  2. 料金体系がわかりやすくシンプルである
  3. 返金などの保証にも対応している
  4. 留守中のお世話の内容をメールなどで確認できる

大切な愛猫のお世話をお願いするわけですから、ペットシッター選びは慎重の行うことが大切です。
実際に依頼したことのある人の口コミなども参考にしつつ、愛猫に合ったペットシッターを探してみてくださいね。

 

上記のポイントを満たし、顧客満足度の高いこちらがおすすめ!

友人・親戚に来てもらうのも有り

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

飼い主が長期不在の場合はペットシッターがおすすめ…とお話しました。
でも、自分の留守中に他人が家に入ることに抵抗がある人も多いはず。

ペットシッターに依頼するのが不安な人は、近隣に住む友人や親戚にお世話をお願いするのもいいかと思います。
「猫の専門家」という点ではペットシッターのほうが安心ですが、やはり飼い主さんの心の安心も大切ですものね(笑)。

知人の方にお願いする際にも、普段の猫ちゃんの様子やごはんの時間・量などを細かく伝えるようにしましょう。

筆者
筆者
お世話に対するお礼も忘れないでくださいね(笑)

 

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愛猫にとってベストな選択を

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

ペットホテルが苦手な猫ちゃんを自宅で留守番させる際のポイントについてお話しました。

ただ、ペットホテルが必ずしもNGというわけではありません。
猫ちゃんにもさまざまな子がいますから、中には「ペットホテルが大好き」という強者もいるかもしれませんよね(笑)。

愛猫のことは一緒に暮らす飼い主さんが一番よくわかっているはずです。
ペットホテルに預けるのか、自宅で留守番させるのか。
愛猫にとってベストな方法を選ぶようにしてくださいね!

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ABOUT ME
松永由美
ペットロスカウンセラー・ペットケアアドバイザー。 ペットとの暮らしサポーターRapport Ciel代表、当サイト《しっぽと暮らし》運営者です。 愛犬の死がきっかけでトリマーからペットロスカウンセラーに転身。 動物関連資格を多数保有しており、現在はペットロスカウンセリングを行う傍ら、動物ライターとしても活動しています。 もっと見る