電車内で犬を連れている人を見かけたことがある人も多いかと思います。
でも、実際に自分が愛犬を連れて電車に乗る際、どのようなことに気をつければいいのでしょう?
この記事では、電車に犬を乗せる前に覚えておきたいマナーとポイントについて解説します。
筆者自身も愛犬を電車に乗せて出かけたことがあるので、経験談なども踏まえて詳しくお話しますね!
そもそも犬って電車に乗せてもいいの?
時々、電車に犬や猫などを連れ込んでいる人を見かけますが「そもそもペットって乗せていいの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
結論からお話しすると、ペットを電車に連れ込むことには何も問題ありません!
その飼い主さんたちがこっそり……というわけではないので安心してくださいね(笑)。
ただし、盲導犬などの誘導犬ではなく、ペットを電車に乗せる場合は「手回り品」という扱いになります。
つまり、追加で切符を買えば、犬や猫などのペットでも電車に乗せられるんですね。
この追加料金は鉄道会社によっても変わってくるので、あらかじめ利用する路線に問い合わせておくと安心です。
さらに、犬などのペットを電車に乗せるには覚えておきたいマナーやポイントもありますよ!
愛犬を電車に乗せる際のマナー
ここからは、愛犬を電車に乗せる際のマナーについてお話します。
これらを守っていないと、鉄道会社から乗車拒否されてしまうこともあり得ます。
お出かけ前にしっかり確認してくださいね!
必ずキャリーバッグを使う
みなさんもご存知のように、電車には大勢の人が乗っています。
中には犬アレルギーだったり、動物が苦手だったりする人もいるかもしれません。
電車に愛犬を乗せる際には、必ず犬の全身が入るキャリーバッグを使いましょう!
ちなみにこのキャリーバッグも、鉄道会社の定める大きさに収まっている必要があります。
細かくサイズを測定されるわけではありませんが、外出前にあらかじめ確認しておくと安心ですよ。
また、犬のお散歩などでたまに見かけるペットカートは、この定められた大きさをオーバーしてしまい使えないことがほとんどです。
もし引いて運べるものが良いのであれば、スーツケースタイプのキャリーバッグがおすすめ。
見た目はシンプルなスーツケースのようで、電車内でも目立ちません。
女性でもラクに愛犬を連れられて便利です!
触らせたり顔を出したりもNG
たまに電車で見かける飼い主さんの中には、愛犬の顔をキャリーバッグから出している人もいます。
そうしたくなる気持ちはわかるのですが、これはマナー的にNGです!
先ほどもお話したように、電車を利用する人の中には動物が苦手な人もいます。
そうした人たちにとって、愛犬が顔を出していることは恐怖にもなり得ますよね。
改札内や乗車中は、絶対に犬の顔をキャリーバッグから出さないようにしてくださいね。
また、もし他のお客さんから「犬を触らせて」と声をかけられたとしても応じないようにしましょう。
キャリーバッグを開けた瞬間に犬が逃走…という可能性もゼロではありません。
お互いのため、電車を利用する他の人のためにも、やんわりと断るのがマナーです!
犬を電車に乗せる前に確認したいポイント
愛犬を電車に乗せる際の最低限のマナーについて解説しました。
さらに、乗車前にもきちんと確認しておいたほうがいいポイントも4つあります!
実際に電車に愛犬を乗せたことのある筆者の経験談も交えて、詳しくお話しますね。
ポイント1:犬が飽きない工夫
まず、電車に愛犬を乗せる前には「犬が飽きない工夫」を考えましょう。
乗車時間にもよりますが、長時間かけて乗る場合には特に複数考えておくと安心です。
しかし、ここにも覚えておきたいポイントがあります!
犬が騒ぎそうになった時、おやつをあげる飼い主さんもいますよね。
実際に私も、電車に乗って数分経って「そろそろ集中力が切れるかな?」という時におやつをあげていました。
しかし、この方法には乗り物酔いを起こしやすくなるデメリットもあります。
なので、おやつをあげる際には少量ずつ、与えすぎないようにするのがおすすめです。
電車に乗る時間帯によっては、その前の食事を少なくしたり抜いたりするのもいいかもしれません。
また、犬が飽きないようにお気に入りのおもちゃを与えるのもいいですね。
その場合、他の乗客の迷惑にならないように、音の鳴らないものを選びましょう。
ポイント2:トイレは済ませる
電車に乗せる前には、必ず愛犬のトイレを済ませておきましょう!
当然のことながら、改札に入ってしまうと駅構内を出るまで愛犬をキャリーバッグから出すことはできません。
用を足すとしてもキャリーバッグの中…ということになってしまいます。
愛犬も可哀想ですし、もし電車内に臭いが充満したらと考えると…みんなつらいですよね……。
オムツやペットシーツを利用しても臭いまで抑え切るのは至難の業です。
外出する前に必ず済ませてくださいね。
ポイント3:休憩地点を設ける
電車に長時間乗ると、犬はもちろんのこと飼い主さんも気疲れしてしまうかもしれませんね。
長く乗ることが想定される場合、目的地の前にもいくつか休憩地点を考えておくのがおすすめです。
今はGoogleマップなどのアプリを使えば、行ったことのない場所でも簡単に周辺の情報がわかります。
一度改札を出て、犬を軽く散歩させられる場所がありそうな箇所を選ぶといいですよ。
ポイント4:引いて運ぶタイプがラク!
これはあくまでも私の主観なのですが…、キャリーバッグは断然タイヤのついたタイプがおすすめです!
私の愛犬は体重3キロと、かなり小柄でした。
なので、初めはキャリーバッグも肩にかけるタイプを使用していたのですが…やっぱり長時間はつらかったです。
長時間と言っても1時間ほどだったのですが、それでも翌日は筋肉痛になりましたね。
今思うと、愛犬がどんなに軽くても初めからラクなスーツケースタイプを選べばよかったと後悔しています。
それに、バッグタイプは見た目にも「ペット」とわかりやすかったので、たくさんの人に覗き込まれ愛犬もストレスだったはず…。
飼い主さんの大変さだけではなくワンちゃんのストレス緩和のためにも、これからキャリーバッグを選ぶ方には断然スーツケースタイプを推します!
日本発のこちらは安全性や信用度も高くおすすめ!
愛犬の体調も見つつ、楽しく電車を利用しよう
愛犬を電車に乗せる際のマナーや確認したいポイントについて、お話しました。
大好きな愛犬との電車旅、どうせなら楽しく過ごしたいですよね。
電車に乗っている間はこまめに愛犬の体調を確認し、先ほどお話したポイントにも目を向けてみてくださいね。
みなさんとワンちゃんが、何事もなく目的地に到着できますように!