犬猫共通・その他

ペットのストレスを最小限に!引っ越しで飼い主が気をつけたい注意点5つ

春は新生活のために引っ越しをするご家庭も多く、それは犬や猫と暮らす人も例外ではありません。
しかし、犬や猫は環境の変化にとても敏感な動物…。となると、引っ越しがストレスになってしまうこともあるのでしょうか?
今回は、引っ越しで飼い主が気をつけるべきことを5つご紹介します!

筆者
筆者
この記事は、犬と猫が大好きなペットケアアドバイザーが執筆しています!筆者プロフィール


ペットに引っ越しはストレス

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

「犬や猫に引っ越しは負担」と聞いても、飼い主さん的には「いや、うちの子は例外かも!」と希望を持っていたいですよね!

しかし、単刀直入に結論から言いますとペットにとって引っ越しは間違いなくストレスです…。

冒頭にもお話したように、犬や猫などの動物は環境の変化にとても敏感です。
特に猫の場合は「猫は家につく」という言葉もあるくらい、過ごしてきた環境に愛着を持ちます。

でも、飼い主さんにだって都合があります。
「この子のストレスになるから引っ越しはしない」と、簡単に決められるものでもありませんよね。
筆者自身も猫がいますが、転勤族でいつ引っ越しがあるかわからない状況…。
板挟みになってしまう飼い主さんの気持ち、とてもよくわかります!

安心してください!
ここで大切なのは「引っ越しをしないこと」ではなく「できるだけストレスを感じさせないこと」なんです。
そのためのポイントを5つ、ご紹介していきます!



飼い主が引っ越しで気をつけたいこと

ここからは、引っ越しの際に飼い主さんが気をつけたいことについてお話します。
ご自宅のワンちゃんや猫ちゃんに必要以上のストレスがかからないよう、飼い主さんは注意してくださいね。

1:移動手段に配慮する

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

引っ越しと言えば、まず考えなくてはいけないのが「移動手段」ですよね。

近所での引っ越しならばいいのですが、県をまたぐ引っ越しの場合には何時間もかかってしまうこともあります。
人でも長時間の移動は疲れますから、犬や猫は尚更だと思っておきましょう。

引っ越しの際、犬や猫などペットの主な移動手段としては下記の通りです。

  1. 引っ越し業者
  2. ペット専門の輸送業者
  3. 自家用車や公共交通機関

引っ越し業者の中にはオプションとして、ペットを新居まで運んでくれる会社があります。
また、そういったサービスを行っていない引っ越し業者を利用する場合には、別でペット専門の輸送業者に依頼するという手もありますね。

ただ、飼い主さんからすると第三者に預けての移動は不安も大きいはず。
ワンちゃんや猫ちゃんも「どこに連れて行かれるんだろう?」と、かえってストレスになってしまうことも考えられますよね。

個人的には、飼い主さんが自家用車や公共交通機関で一緒に移動してあげるのがベストなのではないかと思っています。
ただし、飛行機の場合にはペットは「もの扱い」となってしまうので、一緒に搭乗することはできません
さまざまな事情もありますが、ペットにとって飛行機は気圧変動などが負担になることも考えられます。
ペットの体調なども考えつつ、ベストな方法を見極めましょう。

【2024年1月8日追記】
日航機の機体炎上事故では、貨物室に預けられたペットが亡くなってしまうという痛ましい出来事もありました…。
長距離の移動の場合でも、電車などが可能であればそのほうが飼い主さんもペットも安心かもしれませんね。

また、移動時に使うキャリーバッグの種類にも気を遣ってあげると、さらにストレスを軽減できますよ!


犬を電車に乗せる前に覚えておきたいマナーと4つのポイント電車内で犬を連れている人を見かけたことがある人も多いかと思います。 でも、実際に自分が愛犬を連れて電車に乗る際、どのようなことに気をつ...

2:引っ越し先の動物病院をチェック

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

引っ越し前には、必ず新居の近くの動物病院を調べておきましょう!

というのも、みなさんご存知の通り、犬や猫はストレスが顕著に体調へ現れます。
「引っ越しのストレスで急に下痢をしてしまう」ということも決して珍しくはありません

人であれば、ちょっとした下痢ならば様子を見たり市販薬を飲んだりもできますよね。
ところが、犬や猫の場合にはどうでしょうか。
「ただの下痢」と思っていても、あっという間に症状が悪化して最悪の場合には死んでしまうことだってあるのです。

引っ越し後すぐに何かあっても安心なように、あらかじめ新居から近い動物病院やその口コミなどはしっかり頭に入れておきましょう!
休診日のことなども考えて、数件をリストアップしておくといいかもしれませんね。

動物病院が嫌い!そんな愛猫にストレスなく受診させるコツ動物病院が苦手な猫ちゃんはきっと多いかと思います。 しかし、1年に1度のワクチン接種もありますし、病気や怪我の際には緊急を要する場合も...

3:ペットのお世話グッズは買い替えない

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

引っ越しをする際、「家具をすべて買い替えて心機一転!」というご家庭もあるかもしれません。
(我が家はそんなリッチなことできませんが……笑)

しかし、そうした場合であっても、ワンちゃんや猫ちゃんの使ってきたグッズは買い替えないのがベストです!
トイレトレー・ペット用ベッド・おもちゃなどは、どれも旧居にいた時のまま使いましょう。

というのも、新しい家で不安も多い中、慣れ親しんだグッズまですべて変わってしまったら犬も猫も戸惑ってしまいます。
引っ越しをして慣れない環境の中でも、自分の匂いのついたものたちは一種の安心材料となってくれるんですね。

あまりに汚れがひどいなどの場合には仕方ないとは思いますが、まだ使えるものであればペットのためにも引き続き使ってください。



4:家具の配置はなるべく同じにする

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC


ペットのためには、家具はできる限り旧居と同じ配置にするのがいいとされています。
とはいえ、引っ越しをすると部屋そのものも変わりますから、すべての家具をそのままの配置に…というのは正直難しいですよね。

このように家具の配置をこれまで通りにするのが難しい場合でも、せめてペットのトイレは以前のような配置を心がけましょう。
例えば、引っ越し前の家でトイレをテレビの横に設置していたのであれば、新しいお家でもぜひそうしてあげてください。

繰り返しになりますが、犬や猫は環境の変化にとても敏感な動物です。
新しい環境で戸惑う中でも、家具やトイレの場所が旧居と同じだと「前と同じだ!」と少し安心した気持ちになってくれますよ。

5:コミュニケーションを積極的に

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

引っ越しはする前もした後も、飼い主さんはやることが多くてバタバタしてしまいますよね。
荷造りや荷解きに加えて、手続きなら何やら本当に大変です。

しかし、そんな慌ただしい中でも愛犬や愛猫とのコミュニケーションの時間を忘れずに取るように心がけましょう
飼い主さんも忙しくて大変ですが、ペットも環境の変化に戸惑ってストレスを抱えているのです。

引っ越しでのストレスをゼロにすることはおそらくできません。
でも「これ以上、ペットにかかるストレスを大きくしない工夫」はできるんです!

慣れない環境であっても、大好きな飼い主さんと過ごせる時間はワンちゃんや猫ちゃんにとってストレスを忘れるくらい嬉しい時間のはずです。
たくさん撫でたり話しかけたりして、ペットを安心させるようにしてくださいね!

ABOUT ME
松永由美
ペットロスカウンセラー・ペットケアアドバイザー。 ペットとの暮らしサポーターRapport Ciel代表、当サイト《しっぽと暮らし》運営者です。 愛犬の死がきっかけでトリマーからペットロスカウンセラーに転身。 動物関連資格を多数保有しており、現在はペットロスカウンセリングを行う傍ら、動物ライターとしても活動しています。 もっと見る