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子犬のしつけはいつから? 飼い主が見落としがちなトレーニングのポイント

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犬と暮らす際に大切なことの一つに「しつけ」があります。
でも、しつけがうまくいかなかったり、子犬の場合にはいつからトレーニングを始めればいいのか悩む飼い主さんも多いはず。
今回は、子犬のトレーニングを行う際の時期やポイントをご紹介します。

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この記事は、ペットケアアドバイザーが執筆しています!筆者プロフィール


子犬のトレーニングは早めが大切

家に子犬を迎え入れた人は「いつからトレーニングを始めたらいいのだろう?」と思いますよね。
結論から言うと、今すぐにでも始めるのがベストです!

なぜ、すぐにでもトレーニングが必要なのか、これから詳しくお話していきますね。

犬の性格が決まるのは生後2〜3ヶ月ごろ

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

みなさんのおうちのワンちゃんの月齢がどのくらいなのか、筆者にはわかりません。
ですが、一般家庭に迎え入れる子犬なら、おそらく生後2ヶ月ほどの場合が多いはず。

犬や猫などの動物には「社会化期」と呼ばれる期間があります。
犬の社会化期は生後1ヶ月〜3ヶ月ごろのことを指すのですが、この時期に犬の性格が決まると言っても過言ではありません。

と言うのも、この社会化期は子犬がさまざまなものに慣れるのに一番適した時期。
この時期に子犬は他の犬や動物、人、モノとの関わり方を学んでいくのです。

例えば……
まだ何もわからない社会化期に子犬がきょうだい犬を噛みついてしまうこともあるでしょう。
しかし、その時にきょうだい犬は大きい声で鳴いて痛いことを訴えます。
そうして子犬は「ここまで噛むと相手が痛がって嫌がるんだ」と学習するのです。

時々「ペットショップで育った犬はしつけをしづらい」と耳にすることがありますが、それもこの社会化期が大きく関係しています。

ほとんどのペットショップでは、ケガや病気を防ぐために子犬や子猫はそれぞれのゲージに入れられますよね。
こうして社会化期を1匹で過ごすことが多いので、何も学習できないまましつけがしにくい性格になってしまうのです。



家に迎え入れたらすぐにしつけを

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

社会化期は子犬にとって、とても大切な期間です。
しかし、社会化期が過ぎてしまったからといって、しつけができないわけではありません。

もし、みなさんが迎え入れた子犬が生後3ヶ月を過ぎてしまっているのなら、なるべく早くトレーニングを開始しましょう!

子犬の1ヶ月は人間でいうと1年に相当します。
あっという間に子犬の期間は過ぎていくので、1日でも早くトレーニングを始めることが重要です。

社会化期を過ぎてからのしつけは段々難しくはなります。
しかし、決して不可能ではないので安心してトレーニングを行なってくださいね。

子犬のしつけのポイント

子犬のしつけはなるべく早いうちに…とお話しました。
しかし、口で言うのは簡単でも、実際に子犬のトレーニングを行うと苦労をしてしまう人も多いのが現状です。

ここからは、子犬をしつける基礎でもありながら飼い主さんがうっかり忘れてしまいがちなポイントについてお話します。

早い段階から外に慣れさせる

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

「子犬を外に出すのはワクチンを終えてから」といった飼い主さんが多いですよね。
感染症を防ぐために他の犬との接触は避けたいですし、もちろん間違いではありません。

ただ、社会化期に外で過ごすことによって、家では経験できない刺激を子犬に与えられます。
そのため、早い段階からの外出はトレーニングにはおすすめなんですよ。

とは言え、ワクチンを終えていない子を散歩させるのに危険が多いのもまた事実。
なので、まずは飼い主さんが子犬を抱っこして家の近所を歩いてみてください
ぐるっと家の周りを1周する程度の短時間からスタートするのがベストです。

感染症や事故には十分に注意して、子犬の体調を見ながら外に連れ出してみましょう。



まずはアイコンタクトを覚えさせる

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「子犬のしつけがうまくいかない」と嘆くみなさん、急に難しいものから始めていませんか?

まず子犬に覚えさせるべきは、飼い主を見る「アイコンタクト」です。
犬のしつけは掛け声も大切ですが、まずは飼い主に犬の意識を集中させることが何よりも重要ですよ。

例えば、飼い主に注目していない状態で「おすわり」などの号令をかけてみましょう。
子犬は飼い主の方向を見ていないわけですから、その号令が誰に向けられたものかわかっていない可能性があります。

アイコンタクトはしつけの基礎でもある大切なことです。
愛犬の名前を呼んで、目をみたらすぐに褒めたりおやつを与えたりしてみましょう。
「飼い主の目を見るといいことがある」と子犬が覚えてくれて、アイコンタクトやしつけがスムーズにできるようになりますよ。

家族の接し方や言葉を統一する

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

私は元トリマーで、犬のしつけを行うドッグトレーナーの方とも交流がありました。
その頃トレーナーさんがよく言っていたのは「子犬にとって私たちはみんな外国人なんだ」という言葉です。

私たちは当たり前のように言葉を使って他の人とコミュニケーションをとりますよね。
犬に対しても普通に言葉を投げかけています。

しかし、犬にしてみれば飼い主が何を言っているのかまったくわからないのです。

もちろん、しつけを行なっていく段階で「おすわり」や「待て」などの短い言葉は覚えます。
しかし、厳密に言うとその言葉の意味を理解するわけではなく、言葉と動作を紐づけて覚えているだけなのです。

なので、しつけを行う家族の間で、号令が「おすわり」「座れ」など毎回違う言葉だと子犬は混乱してしまい、なかなか覚えられません。
トレーニングを始める際、号令で使う言葉や接し方は統一するように家族であらかじめ話し合っておきましょう。



しつけのサービスも賢く利用

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

子犬のしつけトレーニングについてお話しました。
ただ、やはり自分たち家族だけではなかなかうまくいかない…ということも出てくるかもしれません。

そんな時には、近所でパピーのしつけ教室がないかも調べてみましょう。
プロの手を少し借りるだけでも、子犬がぐんと成長することもありますよ!

もし、近所でしつけ教室がない場合や通うのが難しい場合には、下記の「こいぬすてっぷ」のようなサービスもおすすめです。




子犬の時期に合わせた日用品やしつけ用のおもちゃ、獣医師さんが監修したトレーニング本が1ヶ月ごとに届きます。
人間でいう「こど◯ちゃれんじ」みたいなものを想像するとわかりやすいですかね(笑)。

1回のみの購入もできますが、定期便だと初回3300円が1650円になってお得だそうですよ。
ただし、送料は別途かかりますのでご注意くださいね。

しつけ教室だと1回で5000円ほどかかってしまうこともあります。
そう考えると、このお値段は送料が別だとしてもお安いのかもしれません。

子犬にとって、しつけはその後の人生を左右するとても大切なことです。
なかなかうまくいかなくても諦めることはありません!
しつけ教室なども活用しながら、子犬のトレーニングを進めていってくださいね。

 

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ABOUT ME
松永由美
ペットロスカウンセラー・ペットケアアドバイザー。 ペットとの暮らしサポーターRapport Ciel代表、当サイト《しっぽと暮らし》運営者です。 愛犬の死がきっかけでトリマーからペットロスカウンセラーに転身。 動物関連資格を多数保有しており、現在はペットロスカウンセリングを行う傍ら、動物ライターとしても活動しています。 もっと見る