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愛犬に対してやっている人は要注意!犬の飼い主NG行動

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どの家庭でも、共に暮らしている愛犬は「ペット」というよりも「大切な家族」かと思います。
しかし、そんな大切な愛犬に対して、自分でも気づかないうちにNG行動をとってしまっている飼い主は意外と多いようです。
今回は、「意外とやりがちな犬の飼い主NG行動」についてお話します。

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この記事は、ペットケアアドバイザーが執筆しています!筆者プロフィール


愛犬に対する飼い主のNG行動

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

では、さっそく「愛犬に対して飼い主がやりがちなNG行動4つ」を見ていきましょう!
みなさんは大丈夫でしょうか……?

NG行動1:気分転換のためにおやつを与える

愛犬を叱った後など、何らかの理由で犬が機嫌を悪くしているときに「気分転換」のためにおやつを与えている飼い主さん……時々見かけます。
しかし、これは典型的な飼い主のNG行動です。

「おやつを与える」というのは、犬にとっては「ご褒美」のようなものですよね。
愛犬の機嫌を直したいという飼い主さんの気持ちはとてもよくわかります。
しかし、犬からしたら「機嫌を悪くすればご褒美がもらえるんだ!」と誤った解釈をしてしまう場合もあります。

気分転換をさせたいのであれば、散歩に連れ出したりマッサージをしたりなどスキンシップをとるのがおすすめですよ。

NG行動2:叱り方に差がある

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

犬のしつけを行うことは飼い主の義務です。
犬が何か悪いことをしたら、飼い主はもちろん叱らなければなりませんよね。

しかし、「その時によって叱り方が違う」という飼い主さんは叱り方を改めたほうがいいかもしれません

人間誰しもやはり「気分」というものがありますから、その時々によって感情の度合いが変わってきてしまうのも理解できます。
ですが、叱り方に大きな差があると犬は混乱してしまいますし、場合によっては「恐怖」すら覚えてしまいます。

こうしたことを繰り返してしまうと、犬は段々と飼い主への不信感を募らせていきストレスから問題行動を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

また、「ダメでしょー」など優しい声で叱る飼い主さんも見かけますが……これもNGです。
犬は日本語なんてわからないわけですから、高音で長い言葉だと人間の意図とは反対に「かまってくれてる!」と勘違いして喜んでしまうこともあります。

愛犬を叱る時には、犬が理解しやすいように「ノー!」など短い言葉と低い声で叱るように毎回統一するのが良いですよ。
叱り方を工夫すれば犬はちゃんと理解してくれますから、決して叩いたり首を掴んだりなどの体罰はしないようにしてくださいね。



NG行動3:人間の食べ物を与える

愛情表現として「自分の食事を取り分けて与える」という飼い主さんを時々見かけます。
大好きな愛犬に自分たちと同じものを食べてほしいという気持ち、とてもよくわかるのですが……人間用に味付けした食事をそのまま犬に与えてしまうのはNGです!

犬が食べてはいけない食べ物で代表的なものに「ネギ類」「チョコレート」などがありますが、調味料でも犬には良くないものはたくさんあります。

  • しょうゆ
  • コショウ
  • ケチャップ
  • マヨネーズ
  • ソース
  • アルコール

どの調味料も私たち人間の食事では多く使うことのあるものばかりですが、塩分・糖分・油分が多く含まれており、犬の体には合わないものがほとんどです。

また、塩に関しては微量程度は犬の体にも必要とされています。
しかし、全身で汗をかくことのできない犬にとって、塩分は過度に摂ってしまうと腎臓を痛めてしまう可能性もとても高いです
人間にとって「少し」と思う量であっても、犬にとっては「多い」というものもたくさんあります。

犬に人間の食べ物をそのままシェアするのは避けましょう。
もしも、どうしても食べてほしいものがある場合には、余計な味付けをせずに少量ずつ与えるようにしてくださいね。
犬が食べてもいい食材かをあらかじめ調べておくことも忘れずに!

NG行動4:アロマを炊く

写真提供:フリー素材ぱくたそ

家の中の犬特有のにおいを消すため、部屋ではアロマを炊いているという家庭もありますよね。

しかし、みなさんご存知のように、犬はとても嗅覚の優れている動物です。
においの種類にもよりますが、多くの場合で人間の3000倍〜1万倍以上ものにおいを嗅ぎ取ることができると言われており、刺激臭であれば1億倍もの嗅覚があるとも言われているのです。

そんな鼻の良い犬にとっては、どんなにいい香りとされているアロマであっても「きついにおい」となってしまっているかもしれません。
アロマだけではなく、犬のシャンプーや飼い主の香水などへも配慮が必要ですね。

また、アロマに使われているハーブなどの種類によっては、犬の健康を害してしまう危険性もあります。
犬が生活する部屋ではアロマを炊いたり、香りの強いものをつけないようにするのがおすすめです。



大切な家族でも「犬は犬」と認識しよう

写真提供:写真のフリー素材サイト photo AC

筆者も犬や猫などの動物が大好きですし、「ペットは家族」と常々口にしています。
しかし、それでもやはり「犬は犬」と割り切って過ごすことの大切さを感じることも多いのが事実です。

犬は家族であっても、私たち人間とは違う部分がとても多いです。
その「違い」を十分に知らないまま過ごしていると、やはり彼らの健康を守っていくことはできません。
大切な家族だからこそ、「犬は犬」と正しく認識して育てていくことが飼い主の役目なのではないでしょうか。

愛犬のために取得してほしいペットの資格

今は、ペットについて在宅で詳しく学ぶことのできる講座や教材などもとても多いです。
通学の必要がなく人の目も気にならないため、若い世代だけではなく主婦層やサラリーマン世代の方々でも気軽に受講しやすいですよね。

こうした在宅で受講し取得できる資格は、仕事に活かすには少々物足りない部分もあります。
しかし、「愛犬のため」と割り切って学ぶには十分すぎる知識を得ることができるので、動物のプロとしては大変おすすめです。

こうした講座なども活用しながら、愛犬のために正しい知識を深めていきましょう。

 

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松永由美
ペットロスカウンセラー・ペットケアアドバイザー。 ペットとの暮らしサポーターRapport Ciel代表、当サイト《しっぽと暮らし》運営者です。 愛犬の死がきっかけでトリマーからペットロスカウンセラーに転身。 動物関連資格を多数保有しており、現在はペットロスカウンセリングを行う傍ら、動物ライターとしても活動しています。 もっと見る